春日記

メキシコ オアハカの手織り展 11月29日(木)スタート!

Hola!(オラ!=スペイン語のこんにちは、やあ!)

ただいま発売中の毛糸だまの世界手芸紀行に
「メキシコ先住民 サポテコ族に伝わる オアハカの手織り」を執筆いただきました。
こちらの取材に私も同行させていただき、いろんな織物の工房にお邪魔いたしました。

先日、NHK「世界はほしいモノにあふれてる」のメキシコのテキスタイルの回で登場した
イサックさんの工房にも行ってきましたよ。
TVに向かって、イサックさ〜〜〜ん、と叫んでしまいました。

「世界手芸紀行」でも「世界はほしいモノにあふれてる」でも取り上げてる
魅惑のテキスタイル、Baharで展示いたします!

「オアハカの手織り展」
2018年11.29(木) 〜 12.1(土)、6(木) 〜 8(sat)
open /13:00 〜 18:00
会場 Bahar(バハール)
〒135-0023 東京都江東区平野1-9-7
fukadaso 203  tel:03-3630-3670
大江戸線・半蔵門線 清澄白河駅A3出口より徒歩5分
Googleマップで「Bahar」と入力していただくと、出てきます。

さて、オアハカの織物の生産地はどんなところかといいますと。
もう、美しい!イサックさんの工房があるティオティトラン。
羊毛のタペテ(ラグ)づくりが盛んです。

photo/Yoko Sakurai

ティオティトランの村の中心にある教会です。中も美しかった!

イサックさんの工房では、染料がわかるように展示されています。
そう!全て、天然の染料なのです。
化学染料が登場して以降、自然染料は廃れてしまったのですが、
自然染料を復活させたのが、イサック・バスケスさん。
photo/Yoko Sakurai

植物が多いですが、実は虫も!
カイガラムシという昆虫。
サボテンに約3か月とどまり、樹液を吸ったメスのみを蒸し、
乾燥させ、それを挽いて染料にします。
photo/Yoko Sakurai
photo/Yoko Sakurai
グラナコチニージャと呼ばれ、赤が鮮やかです。

このグラナコチニージャをふんだんに使ったぜいたくなタペテ。

こちら展示販売します。*1枚のみなので、ご来店の方、優先とさせていただきます。
かわいい鳥もすべて天然染料で織られています。

村には織りの工房がたくさんあり、中心にある民芸品市場にはタペテがずらり。

Baharで展示販売するタペテはこんなラインナップです。全て手織りです。




ポーチもあります。

オアハカの手織り展では、
ティオティトラン以外の手織りもあります。
次回、ご紹介いたします。

photo/Yoko Sakurai

イサックさんファミリーと。

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