『世界手芸紀行』(日本ヴォーグ社)に登場する、
手仕事をつなげる日本人女性、
5回目はHyma(ヒマ)の中嶋友希さんです。
私が中嶋友希さんに初めて出会ったのは2014年の秋、
月イチ蔵前の、salviaさんでの展示でした。
「ミャンマーのすてきな手仕事をめぐる旅」(グラフィック社)関連で
展示をさせていただくことになり、そのとき、友希さんがちょうどラオスから帰国するタイミングだったので、共同展示になりました。
そこで見たラオスの手仕事の数々。
モン族の刺しゅうのトートは動物柄、農村柄があり愛らしく、
葛のバッグは繊細でいて、そして手のぬくもりがある。
なんていいんだろう!
そのあと、BaharでもHymaさんの商品を扱わせていただくきっかけになりました。
友希さんはひょんなきっかけでラオスに住むことになりました。
それまでも、海外にはよく行っていて、スウェーデンの手工芸学校に
通ったりと、好奇心旺盛。
ラオスに移り住んで、すぐに織物も習いに行くほどです。
ものが作られている現場が見たいから、と、
ラオス北部の少数民族の村にも行きます。
民族衣装のなんて似合うこと!
あれこれ新作をいつも考え中です。
今年は手織りタオルにも力を入れるとか。わくわく!
Baharでも、今、タオルはいろんな柄がそろっています。
大人気のモン族の刺繍トートは、「海」をイメージしたものを
作ってもらっています。
海のない国、ラオスで海柄はとても珍しいです。
友希さんから新作の話を聞くのがとても楽しみです。
次はどんなのができるのかな、といつもわくわくしています。
ぜひ、ご覧になりにいらしてくださいませ。