2021年、最初の企画展はco-さんによる「祈りを込めた伝統工芸 ベツレヘムパール」展とタトリーズさんによる「パレスチナの美しい手刺繍」展の同時開催です。なんたる豪華さ!
「祈りを込めた伝統工芸 ベツレヘムパール」+「パレスチナの美しい手刺繍」展
3月17日(水)〜20日(土)13:00〜18:00
会場:Bahar(バハール)
東京都江東区平野1-9-7 fukadaso203
tel.03-3630-3670
大江戸線・半蔵門線「清澄白河駅」A3出口より徒歩5分
Googleマップに「Bahar」と入力いただくと地図が出てきます。
3.17(水)の初日のみ、感染症予防対策として、13:00〜16:00をご予約制とさせていただきます。
コチラよりお申し込みください。
16:00以降と18日(木)〜20日(土)はご予約不要です。お好きな時間にいらしてくださいませ。
混み合う場合は入場をお待ちいただく場合がございます。ご協力のほど、お願い申し上げます。
co-さん、タトリーズさんの在廊時間はまた告知いたします。
毛糸だま春号の世界手芸紀行にも、co-の小坂直子さんに
ベツレヘムパールについてご執筆いただきました。
ベツレヘムパールは、キリスト生誕の地と言われるパレスチナのベツレヘムで、何世紀にもわたって受けつがれてきた手工芸品です。代々、キリスト教徒の仕事として、昔とほぼ変わらぬ手法で、祈りを込めて作られてきました。
デザインの要となる透し模様は、小さく開けた穴に糸鋸を通して、手作業で丁寧にカットをして行きます。これらは、全て、職人のフリーハンドで行うため、高い技術と経験が必要です。
形状は「ボタン」、「ブローチ」、「ペンダントトップ」の3種類ございます。ボタンはキルトピンに付けて楽しめますよ。
ベツレヘムパールについては「世界はほしいモノにあふれてる」をご覧になって知ったという方も多いと思います。
「あさイチ」にもco-の小坂さん出演されて、紹介されていましたし、多くの伝統工芸好きの注目の的でしょう。
小坂さんが仕事をお願いしている職人ブロスさんは、職人歴50年のベテラン。
ですが、近年は土産店に卸すための作品を作っていたそう。
小坂さんが、昔のように繊細で美しいものを作ってほしいと頼んだところ「それが注文なら、もちろん作れるよ」と快諾。
技術があるのに、その技術を持て余していたブロスさん。今、その才能を惜しみなく披露してくれています。
中でも素晴らしく美しいのが直径8〜9cmのビッグサイズのベツレヘムパール。
こちらペンダントヘッドにしたら迫力です。
このサイズは1点だけになりますが、今回、展示販売していただきます。
ご購入いただいた商品はすぐにお持ち帰りいただけますが、こちらのビッグサイズのみ、
多くの方にご覧いただきたいため、会期終了後のお渡しとなります。
ご了承くださいませ。
他にも新作がお目見えします。
羊ちゃんもいますよ!
また、co-さんにご紹介いただき、パレスチナの刺繍を日本に紹介しているタトリーズさんによる「パレスチナの美しい手刺繍」展も同時開催します!
パレスチナの手刺繍は、パレスチナで古くから母から娘へ受け継がれてきた伝統文化の一つです。かつて、晴れ着や嫁入り道具、花嫁衣裳やクッションカバーなど、祝い事や日々の暮らしに彩りを与えてきました。刺繍のモチーフには名前や意味があり、女性や家族が健康で幸せな人生を送れるように、厄除けや子孫繁栄などさまざまな意味が込められています。
ぜひじっくりとご覧いただきたいです。
お待ちしています!
ベツレヘムパールは会期終了後、在庫があるものをBaharのweb shopにて3月30日まで販売いたします。
パレスチナ刺繍の商品は、準備ができ次第、web shopにて販売を開始いたします。