春日記

伝統を受け継ぐ ウクライナ刺繍展 9.13(金)よりスタート!

今年3月にウクライナ刺繍の展示をしてくださった
ドーリッシュさん、再びです。

東ヨーロッパの刺繍や手仕事に惹かれ、
その魅力を日本に伝える活動を行なっているドーリッシュさん。
ウクライナの刺繍マイスターの元に通い、刺繍の伝統を学び、
現在の刺繍を取り巻く環境も取材しています。

その取材をもとに、多大は発売中の毛糸だま秋号の
世界手芸紀行にもご執筆いただきました。
ぜひご覧くださいませ。読み応えのある記事になっています。

本展ではウクライナの伝統的な民族衣装、ヴィシュヴァンカを中心に、
ルーマニアの衣装も展示販売します。

3月に好評だった、ワンピースをリメイクしたガウン(コート)も
豊富にご用意しています。

ファッションを通して、ウクライナの伝統を身近に感じてくださいませ。

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伝統を受け継ぐ ウクライナ刺繍展
2019年9月13日(金)〜16日(月・祝)、
19日(木)〜22日(日)の8日間。
13:00〜18:00

清澄白河 Bahar
http://bahar.bz/
東京都江東区平野1-9-7fukadaso203
tel.03-3630-3670
清澄白河駅A3出口より徒歩5分
グーグルマップに「Bahar」と入力いただけると出てきます。

トルコ遊牧民の織物キリム、今昔ーいまむかしー 2/14(木)スタート

オヤでおなじみのトルコ在住のミフリ社長、野中幾美さん。
本業は「絨毯屋」さんです。
その野中社長の本領を発揮する展示を行います!

シルクロード西の終着駅、トルコ。
この地に伝わる遊牧民の織物キリムを、
古いものから現代のものまで、幅広く展示販売します。
オールドキリムを使ったバッグ、クッションカバー、ポーチなどもあります。

「トルコ遊牧民の織物キリム、今昔(いまむかし)」
2月14日(木)〜16日(土)、21日(木)〜23日(土)、
28日〜3月2日(土)
13:00〜18:00

会場 Bahar(バハール)
東京都江東区平野1-9-7 fukadaso 203
tel.03-3630-3670
清澄白河駅A3出口より徒歩5分
https://goo.gl/maps/gK96u9jKcWA2
グーグルマップで「Bahar」と入力いただけると出てきます。

どんなキリムが展示されるか、野中幾美さんから
ご紹介していただきました。
もう、どれもこれも素晴らしくて、心臓バクバクです!



この1枚のキリム(スマック)の中にいったい何匹の動物がいることでしょう。シルクのスマック織り。サイズ 176x123cm。ぜひ、会場で数えてみてください。


アナトリアのキリム。カラプナールで1960年代ごろまで織られました。主に戸棚や出入り口の仕切りにしたり、畳んで積んだお布団のカバーにしたり。そのためその多くがほぼ未使用状態でコンディション良く残っています。右は国花のチューリップ、左はサクランボ。


鳥のモチーフのカラプナールジジム。地のキリム部分は染めをしていない羊そのままの毛色。ランナータイプですので壁に装飾として掛けてもいいですね。


1960年代に織られたカラプナールのジジム。こんな愛らしいチューリップのモチーフもあります。


トゥル。。。という織物をご存じですか? 絨毯の織り方と似ていますが異なるものです。いくつか種類があり、これは表面がループ状態になっているもの。トルコ広しといえどもカラプナールのみで織られました。1960ー70年代製作で手もとても綺麗、しかもコンデイションも最高のトゥルを1点だけですが用意しました。このモダンな柄がアナトリアの農村で織られたというのも不思議です。


この艶々感が画像から伝わるといいけど。。。手で紡いだウール糸は使えば使うほど、絹にも似た光沢が出て来ます。約70ー80年前の小さな絨毯

これらはヤストックと呼ばれる背当用の細長いクッションカバーだったものです。中に乾燥させたあしの茎をギュッと束ねたものを入れ、壁に立て掛けて身体を壁から伝わる寒さから防ぎます。袋状態になっていますのでパンヤを詰めてクッションに、またはこのまま敷物にお使いいただけます。現在では需要のないものですので作られることはありません。両者とも1960年代にジジムのテクニックで織られたものです。


こちらはウール糸で織られた動物柄のスマック、本来はイランで織られていたものですが、国境を接するトルコのワン県でも同様のものが織られた時期がありました。84x51cmの横長タイプ。壁に絵のように飾ることもできますね。


手前の青い部分が織り始め。そして織り終わりを見ると。。。ちょっと急いで省略しちゃったかな、はたまた心境の変化? 商品としてではなく自分や家族のために作ったからこそできる荒業。1枚のキリムからその時の状況や織り手である女性の気持ちが垣間見れます。そしてきっちり作らないところがアナトリアンキリムの面白さでもあります。


タータンチェックのほぼ正方形の織物。これもトルコのキリムです。手で紡いだウール糸で手織りした1960ー70年代の遊牧民系のソフラ。ご飯を食べる時にパンくずを地面に落とさないように食事を乗せた大きなお盆の下に敷きました。このソフラを膝にかけて食事をとります。彼らにとってはパンは踏みつけてはいけないもの、そしてソフラはトルコ語で食卓を意味します。


製作年号入りのジジム。モチーフはカーネションとバラ、パンジーなど。年号は逆に書かれているのでもしかしてオスマン文字? って思ったけどどうやら普通に1972年。


袋状になったチュワルと呼ばれるキリムです。チュワルは穀物袋を意味し、遊牧民たちが移動する際にこれらに家財道具や食材をいれて、ラクダの背中に積みました。乙嫁語りの世界そのものです。実際に長年使用されたものはボロボロになり廃棄されてきましたが、織ったものの使われることなく今日まで保管されてきた奇跡の1点です。地の色は染めをしていないナチュラルウール。


キリム(スマック織り)の表面に紡ぐ前の毛などを結びつけてお守り代わりにすることがあります。通常はウールですが、この織物は白の部分にアクセントとなるようにコットン糸を使用しているので、ふわふわもコットン糸かと思いきやシルクでした。シルク糸は今も昔も高価です。特別な願いがこめられたのでしょう。


トルコの織物、特にキリムの材料は主にウールです。その中で遊牧民特有のヤギ毛で織られたキリムというのがあります。ヤギ毛は遊牧民以外は手にはいりにくい素材であると共に、はっ水性があるため屋外でテント生活をしていた彼らが好んで使いました。かためのチクチク感が特徴で、水回りや屋外に強いです。


モチーフ名については時代や地域、語る人によって変化するため、確定したものはないように私個人は思っています。ただ彼女たちの生活環境や考え方、部族の歩んだ道を知らずのうちに語っているのは確かでしょう。バクラワモデルと言われるこのモチーフ。中央には1つの道具を支えあって向かい合う夫婦。そして子供、孫、子孫たちと広がるテント、つまり家族ですね。それが複数で一族の繁栄を意味します。


ミフラップルと呼ばれるモデルで、メッカの方向を示すミフラーブのあるキリムの意味です。ムスリマンがお祈りの時に使うもので、母親、妻たちが織り、贈ったものです。個人的要素の強いものですが、実際は嫁入りの時に持参し、使うのがもったいなくてしまい込んで今日、必要がなくなったり、経済的な理由で手放されたものが私たちの手に入ります。装飾品としても優れているためミフラップルの織物のコレクターも多いです。これは私的には地のキリムの糸の細さと薄さが素晴らしい。


19世紀の草木染めキリム。DMに使われているものです。
2月23日(土)19:00-21:00に開催されるトークイベントでも
このキリムについても触れたいと思います。
トークイベントのお申し込みは下記から承ります。
https://bahar.stores.jp/items/5c51aeb5787d846e64dc5e53

ご紹介したのは、ほんの一部です。
初めてキリムをお求めになる方も、レアなキリムをお求めになりたい方も、
ご満足いただけるような構成になっています。

ぜひ、キリム尽くしの空間でお楽しみください。
今回は遊牧民の家をイメージして、靴を脱いでご覧いただくような
展示になっています。
シルクロードへワープ!

布博 Week 1「糸とボタンに恋をする週末」に出展します

7月21日(金)〜23日(日)に町田パリオにて開催される
布博 1週目「糸とボタンに恋をする週末」にBahar、出展いたします。

布博のページでBaharを紹介いただいています。

新作の刺しゅうの飾り布セット、登場です!

2種類あります。
食器棚に飾ったり、窓辺に飾ったり、
スカートの裾に縫いつけてもかわいいです♡ 
この飾り布が大好きで、ハンガリーで何枚も買いました。

こんなふうに。写真は以前、ハンガリーの蚤の市で購入したもの。
ワンピースの下にはいたりしています。

そして、ずっと作りたいと思っていた、
刺しゅうブラウスのキットも作りました!

黒地に白の刺しゅう、白地に青系の刺しゅうの2パターンです。

ブラウスは自作しました。
綿麻の生地を水通ししてから仕立てています。
家庭用のミシンで縫っているので、素朴な仕上がりです。
ご容赦を!ロックミシンがないので、袋縫い。
そして、襟ぐりは全て手でまつり縫い。
このハンドメイド感!布博で実物を展示しているので、
ご覧くださいませ。
暑い夏にも爽やかに着れる素材です。

刺しゅうは朝から晩までやれば、
早い人なら一日でできるかと思います。

この夏のお出かけにぜひ!

Baharのブースでは、リアル「世界手芸紀行」も展開します。
nukuiroさんによるインドのサリーリボン、カンタ、
さる屋さんによるメキシコの刺しゅうブラウスや刺しゅう糸、図案入りクロス、
Hymaさんによるラオスの手刺しゅうポーチにバッグ、
プティット・アフリケーヌさんによるアフリカンプリントのバッグにハギレセット、
ilo itooさんによる
グアテマラの刺しゅうワッペン、
SLOW ARTさんによるポーランドのヤノフ村の織物が並びますよ〜〜〜。

もりだくさんの展開です!

ぜひ、お立ち寄りくださいませ♡

「オアハカの刺繍ブラウスとかわいい小物たち」最終週スタート

かつてない規模で刺繍ブラウスをご用意してスタートした
「オアハカの刺繍ブラウスとかわいい小物たち」、
初日の開店直後から、とても多くのお客様にいらしていただき、大好評です!

追加のブラウスも第2週の初日に、
さる屋の櫻井陽子さんに持ってきていただきました。
当日朝6時半に成田に着き、そのままBaharにいらしてくださいました。
ありがとうございます!!!

このブラウスもまた大好評!

こんなに手刺繍がほどこされた服って、なかなかないです。
着ると、本当に気持ちがあがります。

で、最終週だから、もうないでしょ?と思われるかもしれないのですが、
まだまだかわいい刺繍ブラウス、ございます!

今回の一番人気のサン・アントニーノ村の刺繍ブラウスfinoは2枚ございます。

茶色地にゴールドの刺繍。
シックに見えますが、着てみるととても華やかです。
¥ 36,000+tax

このブラウスが優秀なのは、脇のマチです。
腕を上げても中が見えない。これ、けっこう重要ですよね。
そして、このマチがあるおかげで、
ブラウスの裾をスカートやパンツに入れても、
着崩れしません。腕をあげても、裾が上がらないんです!!!
このパターンに感激しました。
私、ギャザースカートを履くことが多いので、
ブラウスの裾をインするのですが、
裾が出てくるのがいやなんです。
それが全くありません!!!!すばらしいです。

黒にマルチカラーの刺繍もございます。
サンアントニーノの刺繍名人、マリアさんが刺繍しているのですが、
夜、黒地に刺繍するのは困難なのだそう。
だからそんなに作れないそうです。そんな苦労も見せない美しいブラウスです。
かぎ針編みも、全部マリアさんが手がけています。
刺繍だけでなく、編み物も!!!
本当に、この編み物の作業だけでも時間がかかると思います。
¥38,000+tax

大人気のエフートラのクロスステッチの刺繍ブラウスは
あと4枚ございます。半袖が3枚、七分袖が1枚。
こちらのブラウスも脇のマチが優秀な働きをします!
生地はマンタと呼ばれる生成りの綿です。
中にカットーソーやセーターを着てもかわいいです。
半袖¥9,500+tax 七分袖¥12,000+tax

そして、こちらも人気のトゥクステペックの刺繍ブラウス。
大胆な柄がモダンでかっこいいです。
生地がしんなりしているので、体に沿ってくれてきれいです。

黒やピンク、ほかにもいろんな色があります。
各¥13,000+tax
私は白地に黒の総刺繍ワンピースを購入したのですが、愛用しています。

トゥクステペックはこんなシンプルなタイプもございます。
日本と同じく、蒸し暑い地域で作られているブラウスなので、
ひんやりとした生地が使われていて、着ていて涼しいです。
いろんな色があります。ぜひお試しください。
¥5,500+tax

このトゥクステペックに雰囲気が似ているのが、アジャウトラの刺繍ブラウス。
こちらは一面の刺繍の仕方が、ちょっと見たことがないです。
まるで織物のようです。
長く渡した糸は等間隔でとめられ、コーチングステッチ???
裏と表と反転しているのです。
なので、地が厚く、しっかりしています。
そして柄には黒のアウトラインステッチが。
刺繍好きな方、これ、とても珍しいと思います。
資料としてもおもしろいです。ぜひ、間近でご覧いただきたいです。
櫻井さんもおっしゃっていましたが、
メキシコ国内で入手するのも難しいそうです。
確かにこの刺繍を見ると、効率がいい刺繍とは決していえないし、
たくさん作れるものじゃないな、と思います。
¥38,000+tax

アクリル糸で大胆に刺繍されている、サンバルトロメーキアラナの刺繍は華やか!
着てみると、これがけっこうしっくりくるんです。
ぜひ、お試しください。
¥14,000+tax

それでは、最終週、6月8日(木)〜10日(土)の3日間、
13:00〜19:00でお待ちしています。
10日(土)はさる屋の櫻井陽子さん、在廊です。17:00まで

場所:Bahar
江東区平野1-9-7 fukadaso 2F
tel:03-3630-3670

地図はこちらにございます。
http://fukadaso.com/access.html

大江戸線・半蔵門線の清澄白河駅のA3出口より
徒歩5分ほどです。
赤い旗が目印のトタンの建物、fukadasoの2Fです。

Bahar 4月の営業日

マジャール・マダールさんが、
BaharでのWSを素敵に紹介くださいました。

こちらのカロチャ刺しゅうのWS、お席まだございますので
ぜひ刺しゅうしにいらしてくださいませ。

また、4月の店内はハンガリー、トランシルヴァニアの
刺しゅう糸や刺しゅうキットなどの関連グッズ、
ミャンマー、ラオスの刺しゅう小物を販売します。

4月のオープン日はこちらです。13:00〜19:00です
WSを開催時でも店内をご覧いただけます。
お待ちしています。

14日(木)
15日(金)*イーラーシュシュWS(13:00〜16:00)
16日(土)*カロチャ刺しゅうWS(13:00〜16:00)
21日(木)
22日(金)*カロチャ刺しゅうWS(13:00〜16:00)
23日(土)*イーラーシュシュWS(13:00〜16:00)

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