昨年2月に開催して、大変好評だった「ヤノフ村の織物」が
今年もやってきます!
ポーランド東北部の小さな村ヤノフには、
18世紀から村の女性たちが代々受け継いできた伝統の織物があります。
今も羊毛を洗い、糸車で糸を紡いで織る二重織りの織物は、
途方も無い時間をかけてつくる手仕事の価値のつまった温もりのある織物です。
今年の展示は、「マズーレ追憶の糸」というテーマで開催します。
千の湖といわれるポーランド東北部、湖水地方のマズーレ。
ここにもかつてヤノフ村と同じよう に二重織りの伝統がありました。
しかし時代とともに工房や織手がいなくなり、
今はこの地で織りは受け継がれていません。
今年はマズーレの伝統的な文様をヤ ノフ村の織り手さんと共に復刻、再現しました。
固有の幾何学模様が特徴的なマズーレの文様とヤノフ村の伝統が合わさり、
たくさんの素晴らしい織物が誕生し ました。
その作業はまさに、古きをたずねて新しきを知る。
新しいヤノフ村の織物をどうぞご覧ください。
SLOW ART 藤田泉
タペストリー、クッション、ブックカバー、バッグなどの新作に加え、
今年はマズーレの平織りの敷物やショールなどもご紹介予定です。
ぜひ、ご覧になりにいらしてくださいませ。
ヤノフ村の織物展 マズーレ追憶の糸
1月21日(木)〜25日(月)、28日(木)〜30日(土)
13:00〜18:00 *1月29日(金)は17:00まで
1月24日(日)と25日(月)はワークショップを開催していますが
店内をご覧いただけます。