三軒茶屋のキャロットタワーの生活工房で始まった
「北極海とイヌイットの壁かけ」展に行ってきました!
世界は海でつながっている!
世界の海の暮らしを、その手しごとから見ていく7 回シリーズの「7 つの海と手しごと展」です。
その2回目。(あーん、1回目、見逃した!)
色とりどりのフェルトで昔ながらのイヌイットの暮らしが生き生きと描かれています。
なんというかわいさ、のびやかさ。
この前見たTV番組「日本人イヌイット 北極圏に生きる」で、現代のイヌイットの
暮らしを見て、これからどんどん変わっていくんだろうな、って思いました。
日本人も、おばあちゃんですら着物を着て暮らしてないですもんね。
人形も展示されていて、もう、たまらなくツボ。ビーズ刺しゅうもかわいかったです。
12月18日(日)までですので、ぜひ!
「イヌイットの壁かけ」の著者・岩崎昌子さんによるトーク&サイン会にも参加。
いろんな写真を見せていただきましたが、教会の装飾のために、村人が作った壁かけが
素敵でした。先日、旅したハンガリーの教会も、村人が施した刺しゅうのクロスが圧巻でした。
LAVVO・結城伸子さんに よるイヌイット雪めがね柄ミトンなどの作品も販売。
書籍「イヌイットの壁かけ」も!
うれしい♪
イヌイットの雪めがねは、雪目(雪盲)を防ぐために古くから使われてきたもの。
この生活道具を編み込み模様にしているなんて、なんて素敵なのでしょう。
指先があいているので、冬場、パソコン作業をするときにもよさそうです。
そして、サーミの靴下。
これまたぬくし!
この編み込み模様もなんて素敵なんでしょう。
北極ほくほくですよ!
生活工房さんではフリマも。
そこでこんな靴下も。たぶん、ペルー?
こういう編み込みされたもの、たまらないですね。
帰りに清澄公園へ。
ライトアップが始まったのです。
着いたら、ライトアップにも紅葉にもまだちと早かった。
けど、きれい。
うちの近所の六義園もそろそろ始まるので行こうと思います。
日本の秋、満喫します!
ジュンク堂難波店にてBaharの本や手芸キットのお取り扱いが始まりました。
売場の担当さんが手芸好きの方で、かわいくディスプレイしてくださいました☆
最近、大阪に文楽遠征もままならないのですが、気持ちと商品は大阪です!
夏の終わり、8月26日に山梨県の富士吉田の織物工場見学ツアーに行ってまいりました。
山梨県富士工業技術センターさんがコーディネートしてくれて、
なんとバスで送迎してくれたのです。
おお、社会科見学の遠足のよう!
最初に連れてってくださったのが、浅間神社。縁結びだそうです。
ご覧ください、このしめ縄を!
強力に結んでくれそう!
そして富士山の御神輿。
そうです、この日は日本三大奇祭の「火祭り」が開催される日。
松明も!
しかとお参りをしたあとは、名物のうどんを。
みうらうどんに案内してもらいました。
写真右のさわやかな青年は五十嵐さんといって、今回のコーディネートをしてくださった方です。
うどんは歯ごたえがあり、とてもおいしい。
馬肉の入った、あたたかいつけ汁でいただきました。
山梨県富士工業技術センターさんにうかがい、伝統的な絹織物「甲斐絹(カイキ)」の古い資料を見せていただきました。
この甲斐絹、江戸時代末から昭和初期にかけて作られていて、羽織の裏地に使われていたもの。
なんて贅沢なんでしょう。
そして図案の粋なこと。復刻してくれないかなあ。おそろしく手間がかかりそうですが…!
見る角度によって絵が早変わり。ああ、これを羽裏にするなんて、粋すぎる!
そして、さあ、メインイベント織物工場見学です!
見学させていただいたのは4つの工場。
・舟久保織物さん(ほぐし織の傘地)
銘仙のような柄が素敵でした!絹の傘は本当に贅沢。美しい艶。
・(有)渡小織物さん(ネクタイ)
色とりどりの絹糸をあやつり、魔法のように細かい柄が!
・(有)田辺織物さん(金襴、座布団)
法事などに使われる座布団の生地を織ってるそうですが、若手クリエイターとのコラボ金襴には目が釘付け!
・株式会社オヤマダさん(服地、バッグ地、裏地)
あ、この柄、知ってる、というのがあって興味深い。
織り上がるのをじーっと見てるだけで楽しい。
それぞれ、織ってるものが違って、織機も糸も違うしおもしろい。
みんな違ってみんないい、と金子みすずのよう。
ほぐし織り、ジャガード織り、ドビー織り。
以前、桐生の織物工場に行ったとき、初めてジャガード織りの仕組みを知り、
紋紙の多さに驚きましたが、ここも天井にびっしり。
そして、ずいぶん昔にこの装置ができていたのにも驚く。
たくさんの糸が集まって、そして一枚の布になっていく。
ものが作られている過程というのは本当におもしろいです。
こんなことも、あんなこともできる、という話に夢ふくらみます。
富士吉田のみなさま、これからもお世話になります。
よろしくお願いします!
さて、ラストは大雨のなかの火祭り見学。
大雨をものともせずに燃え上がる炎!圧巻でした。
たくさんパワーをもらいました!
いろいろお世話くださり、本当にありがとうございました☆
チェコから戻ってまいりました。
夏の日差しでしたが、木陰は涼しい!
日本の5月くらいの快適さ。
そしてビールがおいしくって安い。
ことあるごとに飲んでしまいました。水より安いくらい。
今回、初めて知ったのですが、バドワイザーはチェコで生まれたんですね。
その発祥の地、チェスケー・ブジェヨヴィツェでもしっかり飲んできましたよ。
さて、今回の旅のメイン、キヨフのフォークロア・フェスティバルは圧巻でした。
3日間滞在したのですが、夢のよう…!!!
41の村から、それぞれの民族衣装をまとった老若男女がパレードを。
もう、華やかで、圧巻!
お母さんと女の子。
女の子はちょっとシャイ。
踊ってみせて〜、とフリフリすると、だんだん乗ってきて、
こんなにかわいく踊ってくれました。
チェコの民族衣装は子どももおばあちゃんもみんなひざが見えるくらいミニ。
なんてかわいいの。
アイドルみたいよ!
本日11日より、チャルカツアーでチェコに行ってきます!
4年に一度のフォークロア・フェスティバルがチェコのキヨフで行われるのです。
民族衣装もたっぷり。伝統工芸&民芸品の市も!
夢のようなお祭りのようで楽しみです。
チェコビールも。濃密な旅になりそうです。
ヴォーグ学園の講座「東欧の手仕事」の参加受付が先週から始まりましたが、
満席となり、クラスを増設することになりました。
ので、ご参加をお待ちしています!
チェコで仕入れた手芸用品なども使って、楽しく一緒に作りましょう!
作るといえば、ここのところずっと毛糸の「ポンポン」を作っていました。
10月にグラフィック社さんから、ポンポン作りの本が出版される予定です。
素敵デザイナーさんたちと作ったポンポン。
いやー、ここまでポンポンで表現できるのか、と驚きです。
今ならなんでもポンポンで作れそうな気がします。
革命的にかわいいので、ぜひ、ご覧ください。
いわゆる手芸家ではない人が作った、手芸の本。
必見です!
そいでもって、Fashionsnap.comにもご紹介いただきました!
ファッションスナップ(!)もありですよ!
そんなわけで、チェコ旅のため、本日から18日まで連絡がつきにくくなりますが、
何かございましたらメールをくださいませ。