多くの方にいらしていただいている
カシミールの手仕事展ですが、いよいよ最後の週になりました。
19日(木)〜21日(土)の13時〜18時です。
最終週は、フォトグラファー、田所瑞穂さんの写真も展示いたします。
瑞穂さんは、nukuiroの渋谷聡子さんとともに
カシミールを訪れました。
そのことは、こちらのnukuiroさんのブログ「仲間と共に」にもあります。
http://nukuiro.exblog.jp/22291156/
これは自分が変わるきっかけになるだろうな、という
事柄に関しての予感ってあると思います。
この旅がそうだったようです。
そして、その予感をきっちりつかまえること。とても大事です。
幸運だった、ともいえますが、それにはちゃ〜んと
それまでのことが関係しているのです。
なので、必然的に起こるものだと思います。
偶然なんかじゃないんですよね。
カシミールの旅に同行されたライターの小谷実知世さんも素晴らしい方。
エネルギーにあふれていて、気遣いもできて、こんな人になりたい!
そんな旅の結晶を、経過を辿りながら、Baharでもご覧いただけます。
瑞穂さんの写真はまわりの空気を浄化してくれて、
そしてパシュミナに包まれるような、あたたかい気分にさせてくれます。
また、最後の追加納品もありました。
やさしい色合いのソズニ刺繍がほどこされたタイプも!
カシミールの手仕事展で販売しているストールには
ブランドのタグがついていません。
ゆくゆくはnukuiroさんのタグがつくかな、とは思いますが。
つまり、いわゆる「ブランド品」ではありません。
この決して安くはないストールを、ご自身の目と感触で
いいと思われて購入くださる方が多く、
こんなにご理解いただき、また共感してくださることに感動しています。
自分で、これはいいものだ、と感じて買ってくださるというのは
本当に嬉しいです。ありがとうございます。
パシュミナをつくるためには、カシミール山羊を育て、一年に一度だけ採毛し、
ゴミを取り除き、手で極細の糸を紡ぎ、それを織り機にかけ、手織りします。
さらに、刺繍を加えたら、いったいどれほどの時間がかかるのか。
そして、時間さえかければいいというものではなく、そこにはセンスや技術だって必要なのです。
私事ですが、夏中ずっとかかりきりだった仕事が終わり、
身の周りのものを一気に片付け、
好きなものだけを残したのですが、とても心地よいです。
その中で、新たに買い求めたのが、このカシミールのパシュミナでした。
持っていてうれしい、気持ちいい、幸せになる。
そして、ずっと大事にしよう。
明日からの3日間がBaharでの最後の3日になりますが、
よい出会いがありますように。
お待ちしています。