春日記

モンゴル 草原の民の服 デール展 2019.1.16 スタート

2019年、最初の企画展は、モンゴル 草原の民の服「デール」をテーマに開催します。

草原に生きる遊牧の民・モンゴル。
彼らが日常的に着用する民族服が「デール」です。
遊牧民の知恵と想いが詰まった、草原生活を営む上で欠かせない衣服です。

そのデールをもとに、様々な素材を用いて、街着としても活躍する衣服を
元遊牧民のモンゴル人女性、P・セレンゲ氏が
遊牧民装飾文化研究者・廣田千恵子氏と制作しました。

本展は、この二人の活動に共鳴し、さらにデールからインスピレーションを受けて
「牧民コート」を制作するKannotextileとの共同展となります。
上の写真はインドのカンタを用いてKannotextileが制作した牧民コートです。

デールという衣を通じて草原文化の魅力を感じて頂けたら幸いです。

モンゴル 草原の民の衣 デール展
2019年1月16日(水)〜20日(日)
13:00〜18:00
会場 Bahar(バハール)
〒135-0023 東京都江東区平野1-9-7
fukadaso 203  tel:03-3630-3670
大江戸線・半蔵門線 清澄白河駅A3出口より徒歩5分
Googleマップで「Bahar」と入力していただくと、出てきます。

また、1月19日(土)19:00より、デールをテーマにしたトークイベントも
fukadaso cafeで開催します。Baharの入っているfukadasoの1Fです。
モンゴルに足繁く通う廣田千恵子氏と、世界の布で独自の衣服を作り続ける
Kannotextile主宰の菅野陽氏は、旧知の仲。
どんな濃い話が飛び出すか、ご期待ください。
追って詳細をお知らせいたします。
ぜひ、ご予定をあけておいてくださいませ。

ご参加の受付開始は1月3日からを予定しています。
またご案内しますので、もうしばらくお待ちくださいませ。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

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実は今年の9月、モンゴルに行った目的のひとつが、
「デール」が生活の中にどのようにあるのかを確かめることでした。

デールは立襟になっていて、着脱しやすく、長い袖は馬に乗るときの
手袋や鞭がわりにもなるのだとか。
考え抜かれて、この形になっています。

モンゴルでの取材秘話は、トークイベントで披露されると思いますが、
これから続々、デールのことについて情報をアップしていきます。

いろいろ初の試みが多いデール展ですが、
未だかつて見たことがないものをお見せできるのではないかと
思っています。

一同、気合いを入れて準備しています!

ご来場、心よりお待ち申し上げます。

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